見た目はドかちん系。中身は真面目。これから俺は?

ちょっとだけ理性も覚えた。

 

中2で単車デビューも果たした。

 

盗んだバイクで走り出す15の夜を経験した俺は、

順調に警察のお友達を増やし続けていった。

 

それでも何より良い思い出なのが恋だった。

 

そんな俺の中学時代の淡い恋物語を知りたい奴はこの記事をチェックすべし。

 

>>見た目は普通、中身は本能的。その時俺は?

 

恋もしたし、上級生と喧嘩もしまくったし、

警察のお友達も出来て友達がとにかく増えまくったのがこの時期だった。

 

でも、学校はクソつまらなかった。

 

 

 

大人の汚さも怖さも覚えていった俺は、中学卒業を目前に高校に行く気なんてこれっぽっちも芽生えなかった。

 

クソつまらなかった中学を一応卒業した俺は、

親の建前で一応高校を受けにいくことにした。

 

やべぇ・・・。

 

受かっちゃった。

 

でも、1年も経たずに高校をクビになった。

 

クビになった俺は夜の街を徘徊するかと思いきや、

仕事というものをするようになった。

 

何の仕事をするようになったかと言うと、ドかちん系。

 

 

ん?

 

 

いやいや、こっちこっち。

 

俺にはおとなしく高校生をやっているよりもこっちの方が俄然性に合っていた。

 

何でかって言うと、そこの従業員達ときたら暴走族で夜中にハシャいでる子たちばかり。

 

そりゃあ俺も当然、一緒に暴走した。

 

それを皮切りに、カオスな毎日が始まることになった。

 

カオスな毎日が始まりながらも、仕事は仲間がいて面白かったので続けることが出来た。

 

だた、1年経つか経たないところで

 

「俺、このまんま人生終わりたくない」

 

って思うようになった。

 

夢とかそういう感じじゃないけど、

今まで感じたことがないような感情が自分の中に湧いてきた

ということに少しずつ気付き始めた。

 

 

 

今まで考えたこともなかった生き方がしてみたい。

 

今までの俺じゃ有り得なかった生き方がしてみたい。

 

今までの俺じゃ思いもしなかった生き方がしてみたい。

 

 

 

今までになかった生き方に対する願望が初めて俺の中に生まれてきた。

 

これが「夢」ってヤツなんだろうか・・・?

 

 

 

気付いたら俺の周りの仲間達はそのまんま右側の組織に入っていた。

 

 

「夢」と言うより、簡単に言えば一般の人があまり関わりたくないような

存在に自分もなってしまうのではないかと心配だっただけなのかもしれない。

 

自分もずるずる流されてそこに行くのだけは嫌だと思った。

 

それで、また高校に行きたいと両親に相談をした。

 

俺が高校に行きたいと相談するなり、両親は学校に掛け合ってくれた。

 

これは俺でもさすがに、ありがたいと思った。

 

両親が学校に掛け合ってくれると、

学校には日本の下の方に全国の馬鹿ばかりが集まる学校があって、

そこを勧められた。

 

 

受験はあったけど、無いに等しいぐらい簡単だったので、

その学校に入ることが出来た。

 

しかもそこは嬉しいことに、上級生はみな女性ばかり。

 

 

俺の入った年から男女共学になったのだ。

 

調度良いタイミングで入学出来たらしい。

 

ここはマジで天国だって思ったね。

 

 

でもね・・・。

 

 

 

やっちゃった。

 

 

 

入学して2週間ぐらいでまたクビになった。

 

理由は、怪我させて入院させちゃったから。

 

そこの学校マンガみたいで

「あの学校が攻めてくるぞー」

なんてのをやってたし、やっぱし元気な子達が多かったのね。

 

それでもって、上級生は入ってきたばっかりの下級生の元気そうな奴を

ボコボコにするっていう儀式があったらしいの。

 

 

その儀式が、俺のところにも来たわけでさ。

 

そりゃ当然、やり返すでしょ。

 

やり返した結果、やりすぎて病院送りにしてクビになりました。

 

先生にも

「お前やりすぎだぞ」

って一言。

 

やってきた奴の方が悪いことない?

 

「だってあいつが来るからじゃん!」

 

って言っても先生完全に無視。

 

俺が悪いの一点張りだった。

 

上級生を病院送りにして2週間でクビになって。

 

さすがにその時ばっかりは両親に

「マジでごめんっ」

って思った。

 

うち貧乏なのに学校の新しいで制服とかさ、色々買ってくれてさ。

 

寮とか入学手続きとか準備とかも色々してくれてさ。

 

なのに準備してくれた学校の新しい制服とか

靴とか教科書とかカバンとか色々早々に使えなくしちゃうんだから。

 

さすがにその時はマジごめんって思った。

 

 

 

2週間で入学し直した高校をクビになった俺は、また実家に帰ることになった。

 

実家に帰ることになったそんな俺の状況を気にしてくれて

親戚の人がよくアドバイスしにうちに来てくれた。

 

でも親戚の人のアドバイスでよく覚えてるのは

 

「ヤクザになるのも頭いるぞ」

 

この言葉だった。

 

おっしゃるとおり!

 

って思うけど、

「じゃあ頭が良くない俺はどうすりゃ良いの?」

っていうのが本音だった。

 

高校をクビになり、ヤクザになることも出来ずに

悩んでいたそんな時の俺におやじが

 

「名古屋行くか!」

 

と声を掛けてきてくれた。

 

せっかく入学し直した高校もクビになった。

 

頭が良くない俺はヤクザになることも出来ず、これから夢も希望もない。

 

もうどーして良いか正直わからなかった。

 

そんな時おやじが掛けてくれた

 

「名古屋行くか!」

 

この一声。

 

この一声が妙に心強かった。

 

どーしたら良いかわからなかった俺はとりあえず、

「自分を変えたい」

って思って名古屋に行くことにした。

 

おやじの一声でいざ、単身名古屋へ。

 

これが俺の人生を揺るがす大きな第一歩になることを、俺はまだ知る由もなかった・・・。

 

 

 

果たして俺の人生は変わるのか?!

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